
シンガポールを拠点とするゲーム会社、Digital Entertainment Asset(デジタル・エンターテインメント・アセット、DEA)は25日、2028年に東京証券取引所グロース市場上場を目指すと発表した。DEAは遊びながら稼ぐ社会課題解決型ゲームや暗号資産(仮想通貨)などを手掛ける。上場を通じて信頼性を高め、自治体などとの連携に弾みをつける。
同日に開いた事業戦略説明会で発表した。吉田直人共同CEO(最高経営責任者)は25年内に本拠地をシンガポールから日本に移す方針を示し、「(次世代インターネットの)Web3企業として初の上場を目指したい」と話した。
DEAは18年設立のスタートアップ。遠隔ゴミ分別ゲーム「エコキャッチャーバトル」や老朽化したインフラの点検ゲーム「ピクトレ」といった社会課題解決型ゲームのほか、自社発行の暗号資産「DEAPcoin(DEP)」などを展開している。

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