農林水産省は25日、全国のスーパー約1000店舗で11~17日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より67円高い3804円だったと発表した。上昇するのは2週連続。随意契約により放出された、安価な政府備蓄米の販売数量が減る一方、産地や品種が単一の「銘柄米」の平均価格が上昇したことなどが影響したもようだ。

小売業者などで同期間に販売された随意契約の備蓄米は1万931トンと、前週の1万1820トンから減少した。

東京の米穀店に積まれたコメ袋(資料・AFP時事)

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