LINEヤフー傘下のPayPay保険サービス(東京・千代田)は15日、決済アプリ「PayPay」を通じ、スマートフォンの修理費用を補償する「スマホ保険」を販売すると発表した。スマホの高価格化や長期間の利用が進む中、高まるスマホ保険のニーズに応える。
提供する保険では、補償する内容に応じて3つのプランを用意しており、価格は月400〜900円。最も高い900円のプランでは故障や盗難に対して年最大10万円まで、水没には年20万円まで補償する。自己負担額はいずれのプランでも5500円かかる。
申し込みはPayPayアプリを通じてできる。保険料はPayPayから支払えてポイントも付与される。PayPayで本人確認をしていれば、氏名などの情報の入力を省略できる。大手、格安スマホ問わず国内ならどの通信キャリアでも利用でき、中古のスマホも対象となる。
近年スマホは半導体や部品価格の上昇に伴い、1台あたりの購入価格が10万円を超えるケースも一般的になっている。買い替えサイクルの長期化も起こっており、保険へのニーズは高まっている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。