中四国に本社や製造拠点を置く半導体関連15社と広島県、広島大学は17〜19日に東京ビッグサイト(東京・江東)で開かれる国際展示会「SEMICON JAPAN2025」に共同出展する。半導体関連では世界最大級の展示会で、共同での出展は初めて。製品やサービス、技術力を発信し、中四国地域での半導体関連産業の振興につなげる。

広島県東広島市で大規模な生産増強を計画する米マイクロン・テクノロジーの日本法人マイクロンメモリジャパン(同市)や半導体製造のフェニテックセミコンダクター(岡山県井原市)、工作機械のホーコス(広島県福山市)などが参加する。四国からは精密部品のプロテック(高松市)などが加わる。

2022年に発足し産学官300者余りが参加する「中国地域半導体関連産業振興協議会」(事務局は中国経済産業局)が「中四国パビリオン」として出展する。「共同出展により集客力を高め、関連産業の集積地として存在感を高めたい」(中国経産局)。参加各者のガイドも作りPDF版を中国経産局のホームページで公開する。

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