靴下メーカーの三ッ星靴下(奈良県香芝市)と販売を手掛けるグループ会社の三ツ星産業(同県大和高田市)はそれぞれ奈良地裁葛城支部に自己破産を申請した。負債総額は2社あわせて約32億4700万円。三ッ星靴下は1948年(昭和23年)の創業で、本社工場のほか中国など海外拠点で生産していた。円高が進んだ1980年代後半以降、輸入品との販売競争が厳しくなっていたほか、最近では円安により海外調達の採算が悪化し、7月に事業を停止していた。自己破産申請は三ッ星靴下が12日付、三ツ星産業は15日付。
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