
仮想現実(VR)空間でユーザー同士が交流するプラットフォームを運営する米VRChat(VRチャット)は17日、日本初となる企業向けのイベントを都内で開いた。バーチャル空間に遊園地を開設したサンリオの担当者などが講演するほか、18の企業と団体が出展しVRの活用方法を紹介する。
東京・秋葉原の会場ではシャープやKDDI傘下のKDDIテクノロジー(東京・江東)などがブースを設け、来場したコンテンツ企業の担当者らに説明した。インターネット上の遊園地「バーチャル・サンリオ・ピューロランド」を開設したサンリオの担当者らによる講演も予定されている。
VRチャットはユーザーがアバター(分身)の姿で交流したり企業がイベントを催したりできる仮想空間を運営する。
VRチャットでマーケティングと市場開発を統括するジェレミー・ミュルフェルダー氏は講演で「企業にとって、VRチャットは新しい顧客を獲得したり、既存の顧客との接点を増やしたりする手段になる」と話した。
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