
キリンビールは17日、135ミリリットルサイズの缶ビールの出荷を22日から再開すると明らかにした。出荷体制を整え、供給のめどがたったため。アサヒグループホールディングス(GHD)がサイバー攻撃を受けた影響で、代替需要が発生して安定供給が難しくなり、11月11日から出荷を止めていた。
対象はビール「一番搾り」と発泡酒「淡麗極上〈生〉」の2商品。同サイズは少量飲用や仏壇の供物用で一定の需要がある。
135ミリリットル缶は1980年代から流通しており、足元ではキリンの2ブランドとアサヒビール「スーパードライ」が展開している。スーパードライの135ミリリットル缶の出荷も依然停止しており、再開のめどはたっていない。
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