
マルハニチロは17日、カット野菜の検査工程を人工知能(AI)で自動化する装置を大江工場(山形県大江町)に導入したと発表した。目視による検品と比べて、規格外品や不良品の検出の精度向上に加え、選別作業の人数を2人減らせる見込み。人手不足の深刻化を背景に、今後グループ全体での導入を検討している。
AI画像検査技術を持つロビット(東京・板橋)と共同開発した。主力冷凍食品「横浜あんかけラーメン」などを生産する大江工場で、具材に使うカット野菜の白菜やキャベツを検査している。
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