丸山達也知事㊧から立地計画認定書の交付を受け、記念撮影するピーエスシーの鈴木正之社長㊥ら(16日、島根県庁)

システム開発のピーエスシー(PSC、東京・港)は、松江市内の拠点「松江ラボ」を拡充する。受注増に対応したもので、新たにオフィスを開設し、人員も倍増する。鈴木正之社長が16日、島根県の丸山達也知事から立地計画認定書の交付を受けた。県と松江市から最大で計1400万円の補助金を受ける。

PSCは企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化のサポートや、アプリ開発などを手がける。マイクロソフト製品を活用した開発などに強みを持つ。

松江ラボは2016年に開設した。アプリ開発や保守運用を中心に手がけている。業務量の拡大に伴い、広さ約100平方メートルのオフィスを賃借。26年2月の稼働を予定する。

今後3年で10人を新規雇用し、倍増の20人体制とする。人員拡大に伴い人工知能(AI)を活用した新サービスの開発業務なども手がける計画だ。

PSCの25年3月期の売上高は182億円。松江ラボの売上高は現状で6000万円程度だが、早い段階で2億円以上まで引き上げることを目指す。

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