
大和工業は17日、オーストラリアにある線路の分岐器メーカー・サリックスの株式を50%取得すると発表した。鉄道インフラの建設を手掛けるマルティヌス(豪)から取得する。同社と大和工業が折半で出資する形になり、サリックスは大和工業の持ち分法適用会社となる。出資額は約40億円とし、出資時期は26年初旬を見込む。
大和工業は子会社の大和軌道製造(兵庫県姫路市)が分岐器など線路関連製品を製造しており、鉄道周りのノウハウを蓄積してきた。国際規格の設計や認証取得に強みを持つサリックスを傘下に加え、海外市場での展開を目指す。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。