
静岡市は17日、新たな食の土産開発に向けたアイデアコンテストの最終審査会を開いた。市内の食品メーカーや販売事業者、市民ら約50人が観覧した。書類審査を通過した10人の応募者がアイデアを発表し、2部門で桜エビやチョコレートを使ったポップコーンや安倍川もちをアレンジしたドーナツが最優秀賞を受賞した。
地域性や独自性、市場性などを基準に土産物店の駿府楽市(静岡市)の石井靖幸社長ら6人が審査した。市のふるさと納税応援大使を務めるタレントの勝俣州和さんは特別審査委員として参加した。
コンテストは個人が応募できる「アイデア部門」と、市内事業者などを対象とする「商品開発部門」の2部門で実施した。8〜10月の募集期間に160件の応募があった。賞金は両部門とも最優秀賞が10万円、優秀賞が2点で各5万円。受賞の有無にかかわらず、商品化を希望するメーカーとのマッチング会やテストマーケティングを経て2026年度の商品化を目指す。
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