トヨタ自動車は17日、新型のスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」を発売した。独自開発したソフトウエア基盤を初めて採用し、安全性などを向上させた。新型はまずハイブリッド車(HV)として展開し価格は450万円から。プラグインハイブリッド車(PHV)は2025年度内に発売する。

RAV4の全面刷新は約6年ぶり。独自ソフト「アリーン」を搭載し、人工知能(AI)を活用することでエアコンなどの音声操作反応が速くなった。危険検知や自動ブレーキ制御などの安全性も向上した。購入後にソフトの更新で機能拡充もできる。HV車の国内販売は月3000台を見込む。

トヨタ自動車が発売した新型「RAV4」=17日(同社提供)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。