浜松ホトニクスは19日、浜松市内で定時株主総会を開き、剰余金処分と取締役選任の計2議案を原案通りに可決した。株主に事業環境を説明した丸野正社長は半導体やセキュリティーといった有望市場の開拓に力を注ぐ考えを示した。
株主総会の来場者数は261人と前年より54人多く、所要時間は1時間54分と3分長かった。質疑応答では次世代エネルギーとして注目されるレーザー核融合発電を巡る成長戦略や地元の大学との産学連携策などを尋ねる質問が出た。
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