西松屋チェーンのマスコットキャラクター「ミミちゃん」(兵庫県姫路市)

西松屋チェーンが19日発表した2025年3〜11月期の連結決算は、純利益が70億円だった。台湾子会社の設立により25年3〜8月期から連結決算に移行したため単純比較はできないが、前年同期の税引き利益の水準を2%下回った。夏物衣料の在庫処分で実施した値下げなどが収益を圧迫した。

売上高は1481億円。3〜11月の既存店の客数は前年同期を2%下回った。11月20日時点の店舗数は1172店と、11月までの3カ月で5店舗増えた。

営業利益は102億円だった。夏物衣類の在庫を9〜10月に値下げしたほか、11月には冬物衣料の販売場所を確保するため、秋物を一部値下げした。

26年2月期通期の業績予想は単独決算だった期初に公表した数字を据え置いた。売上高は2000億円、純利益は93億円を見込む。前期と単純比較した場合はそれぞれ8%増、14%増になる。

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