くら寿司カールプレイス店(10月)

世界最大の市場である米国と日本企業はどう向き合っていくのか。くら寿司やダイキン、ラウンドワンの戦略から成功への道筋を読み解きます。

くら寿司の生産性、マックやスタバしのぐ

米国で躍進するくら寿司の成長の勢いは、店舗の生産性にも表れている。店舗1平方フィート(約0.1平方メートル)あたりの売上高は年1250ドル超。800〜900ドル台のマクドナルドやスターバックスに加え、業界で上位のチーズケーキファクトリーの1100ドルもしのぐ。…本文を読む

ダイキン、買収30件で得た教訓

ダイキンは買収先企業の営業手法などを踏襲して現地の人材を生かす一方、間接部門など統合してコスト効果を引き出す。米国だけで40人の社内弁護士を抱え、買収した企業が必要な場合のみ支援に回る体制とし、M&Aの成功パターンをつくった。…本文を読む

ラウンドワンに集う米国の若者、衰退するモールで輝き

ラウンドワン米国法人の井手彰・最高経営責任者(CEO)は躍進の背景について「それまでの基礎があったから」と話す。玩具販売大手トイザらスや小売り大手シアーズ・ローバックなどの大型小売店の退店が相次いでいた郊外のショッピングモールに目を付けて出店を重ねた。…本文を読む

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