
群馬銀行と第四北越フィナンシャルグループ(FG)は18〜19日、両者の社員が参加する共同研修を群馬県渋川市の伊香保温泉で実施した。伊香保温泉の課題を学び、地域活性化をテーマに提言した。群馬銀行と第四北越FGは27年4月をめどに経営統合する予定。共同研修で両者の社員の親睦を図って統合への機運を醸成する。
1泊2日の研修には両者から12人ずつ計24人が参加した。18日は群馬銀の投資子会社や地元旅館などが出資するまちづくり会社の石楽(群馬県渋川市)が運営する集客施設「IKAHO HOUSE 166」などを視察した。19日は5グループに分かれ、伊香保温泉への宿泊を促す施策や若年層の宿泊者客開拓に向けた提言をした。

同様の研修は23年から実施しており、今回で3回目。両者は10月〜26年3月までを統合に向けた社員の意識向上を促す期間として取り組みを強化している。
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