複数のゴミ収集車の位置や積載状況を確認できる

新明和工業と、レシップホールディングス傘下でシステム開発を手がけるレシップ(岐阜県本巣市)は22日、ゴミ収集車向け業務効率化システムの販売を始めたと発表した。ゴミ収集車に通信機器を載せて、車両の位置やゴミの積載状況などのデータをリアルタイムで収集することで、管理者が効率的にゴミ収集車を運用できるようにする。

ゴミの収集地点を示す地図や、ゴミ収集車が通れる道路幅を考慮に入れたルートを表示するなど、経験の浅い運転手でも作業しやすくなるという。日報も自動作成できるようになるため、運転手の負担軽減にもつながる。

ゴミ収集車など幅広い特殊車両を手がける新明和工業の販売網を生かし、全国の自治体やゴミ収集を手がける事業者に売り込む。システムは新明和工業の車両以外への搭載も可能だという。システムの価格は導入台数などによって変わるため非公表。2030年までに累計5000台の導入を目指すとしている。

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