島根県は22日、出荷自粛となっている中海のサルボウガイ(赤貝)の養殖事業者支援のため、無利子の融資制度を創設したと発表した。融資上限は経営費または粗収益の12分の5のいずれか低い額などとし、償還期間は10年以内(据え置き期間3年以内)。島根中央信用金庫などで取り扱う。
島根県や鳥取県西部で赤貝は正月のおせち料理に欠かせない食材だが、国の定める規制値を超える下痢性貝毒が検出されたことを受け、出荷自粛となっている。
今回の無利子融資は、漁獲枠の上限を超えたため採捕停止命令が出ている小型船によるスルメイカ漁業者も対象とする。
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