おむすびやまやでは常時13種類のおにぎりを用意している(23日、福岡市)

やまやコミュニケーションズ(福岡県篠栗町)は24日、博多駅(福岡市)構内の商業施設におにぎり専門店を開業する。自社栽培のコメを使用したおにぎりを同社のめんたいこや高菜と味わえる。観光客などの来店を想定する。今後、福岡県内で5店舗の出店を目指す。

おにぎり専門店「おむすびやまや マイング店」では「とろさばめんたい風味」(390円)、「やまやのうまだしあさりバター」(390円)など常時13種類のおにぎりを用意する。工場から直送しためんたいこを1本まるごとおにぎりの上にのせた商品も開発した。

めんたいこをまるごと1本のせた「できたてめんたいまるごと1本おむすび 炙りめんたいバターチーズ」も販売する(23日、福岡市)

福岡県朝倉市の自社施設で栽培したコメ、有明海で採れたのりを使用するなど九州産の食材にこだわった。のりはパリパリとした食感を残そうと、巻かずにおにぎりに添える。一部商品を除きおにぎりを購入した客は別添えのめんたいこか高菜を選べ、おにぎりといっしょに楽しめる。

やまやコミュニケーションズはもつ鍋や天ぷらなどの外食店を国内外で展開している。おにぎり専門店は店舗網のある都内や韓国への進出も視野に入れる。

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