
YKKの住宅設備子会社、YKKAPの堀秀充会長は23日、同業のTOTO、DAIKENとショールーム共同出展などに取り組む3社連携について、今後も「何らかの形で続ける」と明らかにした。11月にYKKAPが、競合するパナソニックホールディングスの住設子会社の買収を発表し、3社連携を継続するのかが注目されていた。
23日に開かれた記者懇談会で明らかにした。3社連携「TDYアライアンス」は2002年から3社がお互いの事業を補完する形で協力し、北海道から九州までショールームを共同展開している。
YKKグループが買収するパナソニックハウジングソリューションズはTOTO、DAIKENとは競合関係にあるが、「ショールームでパナソニックの商品は出さない」(堀会長)ことで3社連携継続を目指すという。
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