
JR東日本高崎支社は群馬県昭和村、JA利根沼田(同県沼田市)と連携し、昭和村の農業を支援する「援農プログラム」を始めた。JR東の社員が副業制度を使い、農繁期に収穫などの作業を担う。新幹線による荷物輸送サービス「はこビュン」で農産物を首都圏に運び、販路拡大も目指す。
11月20日にJR東高崎支社で働く社員約20人が昭和村でコンニャクイモの収穫作業に参加した。1日単位で農業アルバイトに応募できるマッチングサービス「daywork(デイワーク)」の法人向け機能を使った。
2026年の夏野菜の収穫作業は社外からも参加者を募る。収穫後は新幹線で運び、首都圏の駅構内などで販売して知名度向上につなげる。今後、県内各地に援農プログラムを広げる方針だ。
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