インドで生産するSUV「ビクトリス」(9月、ニューデリー)

スズキは25日、11月の四輪車の世界生産(速報値)が前年同月比14%増の30万7772台だったと発表した。プラスは3カ月連続。主力のインドやインドネシアなど海外がけん引した。日本は輸出向けと国内向けのいずれも減少した。

海外は26%増の23万548台。インドは26%増の21万1487台と、単月として過去最高を更新した。多目的スポーツ車(SUV)「ビクトリス」の生産を始めたほか、輸出向けも増えた。日本は11%減の7万7224台だった。

世界販売(速報値)は10%増の29万2259台だった。日本は4%減の5万8435台、海外は14%増の23万3824台だった。インドは消費税に相当する物品・サービス税(GST)の引き下げを背景に需要が旺盛だった。

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