
長野計器が26日、12億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の3.1%にあたる60万株を上限に市場から買い付ける。取得期間は9月中旬から2026年1月30日までで、取得した株式は消却する。株主還元の拡充や資本効率の向上を図る。
同日、エア・ウォーターなど株主3社が保有する長野計器株を売り出すことも発表した。売り出し株式数は170万8700株で発行済み株式総数(自己株式を除く)の8.9%にあたる。売り出し価格は9月3日から5日までのいずれかの日の終値をもとに決める。8月26日の終値(2050円)で計算すると35億円規模になる。
みずほ証券の保有する長野計器株で需給動向に応じた追加売り出し(オーバーアロットメント)も実施すると発表した。25万6300株を上限とする。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。