
アスクルは25日、2026年5月期の半期報告書(対象期間は25年6〜11月期)の提出期限の延長を申請したと発表した。10月に受けたサイバー攻撃の影響で、被害額の集計や監査手続きに一定の時間が必要だと判断した。当初の提出期限は2026年1月5日で、延長が承認された場合は2月4日に伸びる。
同日、関東財務局に承認申請書を提出した。同社は12月15日に予定していた25年6〜11月期の決算開示も延期した。発表日は未定という。
アスクルは10月19日にランサムウエア(身代金要求型ウイルス)に感染し、通販サイトを停止した。12月からは法人向け通販「ASKUL」を再開した。個人向け通販「LOHACO(ロハコ)」は26年1月に再開予定だ。
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