TBSホールディングス(HD)は25日、コンプライアンス(法令順守)担当の井田重利常務が交際費の不正精算を繰り返していたとして同日付で辞任したと発表した。内部通報を受け調査した結果、2022年6月~25年12月に180件、計約660万円の不正を確認した。井田氏は返金の意向を示し、辞任を申し出たという。
グループの役職員と懇親や慰労目的で開いた会食の費用を、社外関係者との会食費などとして請求していた。
TBSHDは「再発防止に取り組み、コーポレートガバナンス(企業統治)の強化に努める」とコメントした。(共同)
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