群馬県産農畜産物の認証制度について説明する山本知事(11月26日、県庁)

群馬県は県産の優れた農畜産物を認証する制度を設けた。認証を受けた生産者は専用ロゴマーク「GUNMA EXCELLENCE(群馬エクセレンス)」が使える。県がホームページや公式SNSなどで情報発信し、見本市への優先出展や商談機会も提供する。県産品の国内外での認知度向上や販路拡大を後押しする。

認証対象は県産の農畜産物や県産品を主な原料とする加工品のうち、農作物の安全性や生産管理の国際認証である「グローバルGAP」や有機JAS(日本農林規格)などの第三者認証を取得した農場や工場で生産した商品。県による書類審査や現地調査、審査会を経て認証し、認証期間は2年で更新もできる。1日から受け付けを始めた。

また県は2017年から県産の農畜産物に使っているロゴマークを刷新し、文字表記を「GUNMA QUALITY」から「GUNMA JAPAN」に変更した。農産物の輸出が広がる現状を踏まえて海外の消費者に「日本の群馬」であることが伝わるようにした。ロゴの名称も「ぐんま県産農畜産物統一ロゴマーク」から「群馬県農業統一ロゴマーク」に変えた。

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