
サントリー食品インターナショナル(サントリーBF)は26日、ショウガや薬膳を使った飲料ブランド「薬膳好日(やくぜんこうじつ)」を立ち上げると発表した。健康のために体を温める「温活」需要を取り込む。ブランド全体で将来的には年間で200万ケースの販売を目指す。
まず、9月2日に炭酸飲料「薬膳好日 ジンジャー&ソーダ」を売り出す。ショウガのエキスを配合したほか、スパイスなどを加えることで薬膳らしさを演出した。10月7日には第2弾として「薬膳好日 ジンジャー&アップル」をホット飲料として売り出す。健康への意識が高いが、甘い飲料を飲みたいと考える顧客に訴える。
2024年に限定販売したところ、好調だったことを踏まえて商品化した。今後はショウガ以外の薬膳を使いつつ、果汁や紅茶などを組み合わせた商品の販売を検討する。同社の担当者は「定番化したといえる200万ケースを目指していきたい」と話した。
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