「ホテルサンモリッツ志賀」は志賀高原の「一の瀬ファミリースキー場」なども徒歩圏内だ

月決め賃貸マンションや民泊の運営を手がけるラルファシリティーズ(東京・渋谷)は長野県山ノ内町の志賀高原エリアにある「ホテルサンモリッツ志賀」の運営権を取得した。9月には同じ山ノ内町の湯田中温泉でホテルも取得し、運営を始めた。一体運営によって、繁忙期に従業員を送り合うなどして収益を高める狙いだ。

サンモリッツ志賀は12月後半から2025〜26年冬の営業を始めた。志賀高原の「一の瀬ファミリースキー場」なども徒歩圏の好立地で、客室数は和室と洋室合わせて40室強ある。冬季のみの営業で、欧州などから訪れるインバウンド(訪日外国人)が多いという。

湯田中温泉の「HOTEL&RESORT山の内ヒルズ」の客室数は40室弱。同温泉街では珍しい、飲食などを宿泊費用に含める「オールインクルーシブ」型だ。冬は山の内ヒルズからサンモリッツ志賀に従業員を送ることも検討する。

ラルファシリティーズは月決め賃貸マンションや民泊、ヴィラの運営を手がけており、山の内ヒルズの取得によってホテル事業に参入した。積み重ねた季節ごとの価格設定ノウハウなどをスキーリゾートと温泉街でのホテル運営にいかすとしている。

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