デジタル技術を搭載した「レゴスマート」について説明するレゴグループの担当者=米ネバダ州ラスベガスで2026年1月5日午前10時16分、浅川大樹撮影
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 デンマークの玩具メーカー、レゴグループは6日、特注チップが内蔵された「レゴスマート」を3月に一部地域で発売すると発表した。従来のブロックの色や形、傾きと連動し、光ったり音が鳴ったりする。同社は人型ミニフィギュアを導入した1978年以来の重要な進化と位置付け、デジタル技術で「新次元の遊び」を提供したい考えだ。

 米西部ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級の先端技術見本市「CES」の先行イベントでお披露目された。20以上の独自技術が詰め込まれ、2×4のレンガ型ブロックやミニフィギュア、タグと呼ばれる薄い部品にチップが搭載されている。ブロックには簡易型のワイヤレス充電機能も備わっているという。

イベント会場で「レゴスマート」を実際に使って説明した際のスクリーン画面。緑色をしたレゴの床上に、タグを付けたブロックを乗せると緑色に光った(手前中央)=米西部ネバダ州ラスベガスで2026年1月5日午前10時20分、浅川大樹撮影
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 イベントでは実物も登場した。ブロックにタグを付けて従来の床ブロックの上に置くと、色を検知して同色で点灯。下にブロックがなくても、近くのブロックと同じ色で光った。

 また、自動車を模したレゴと組み合わせて前後に動かすと「エンジン音」が鳴り、ひっくり返すと事故を起こしたような「クラッシュ音」が鳴った。飛行機型のレゴにチップ内蔵のミニフィギュアを乗せて、上下逆にするとコミカルな悲鳴が聞こえるなど凝った仕掛けが施されている。

 第1弾はスター・ウォーズとのコラボで3種類。9日から予約を受け付け、価格は69・99~159・99ドル(1万~2万5000円程度)。公式サイトや公式ストアで購入できるというが、日本での発売時期は現時点で明示されていない。

 イベントでジュリア・ゴールディン最高製品・マーケティング責任者は「子供たちの創造性と想像力をさらに引き出したいと考え、問い続けてきた。デジタルの世界に生きるなか、技術と物理的な遊びを継ぎ目なく融合させ、より多くの活動を生み出したかった」と説明。年齢を問わず遊べるよう、画面や電源ボタンがないシンプルなデザインを追求したなどと語った。【ラスベガス浅川大樹】

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