兵庫県と神戸市はFC小型トラックの導入費用を補助する(13日、県庁での出発式)

兵庫県と神戸市は13日、2025年12月に兵機海運などが導入済みの燃料電池(FC)の小型トラック2台の出発式を兵庫県庁で開いた。県によると、民間事業者が関西でFC小型トラックを利用するのは初めて。県と市は導入費用や燃料の水素の購入費用を一部補助し、カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)を後押しする。

兵機海運は25年12月、協力会社で貨物輸送を手がける大前運送店(神戸市)とロジスト(同)を通じてFCの小型トラックを導入した。航続距離は260キロメートルで10分ほどで水素を満タンまで充塡できる。同月から神戸市内を中心に倉庫間で雑貨や食品など少量の貨物を運んでいる。

兵機海運などが導入した燃料電池の小型トラック(13日、兵庫県庁)

兵庫県と神戸市はFCの小型トラック導入にかかる費用や燃料となる水素の購入代を補助する。国の支援もあわせれば事業者はディーゼル車の導入とほぼ同じ負担でFCトラックを利用できる。出発式で兵機海運の大東慶治社長は「カーボンニュートラルに協力できればよい」と語った。

経済産業省は25年5月、FC商用車の導入促進に関する重点地域の一つとして兵庫県を選定した。燃料電池車(FCV)は走行時に二酸化炭素を排出しない。

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