
合成樹脂繊維大手の萩原工業は冬の芝生を覆って生育を支えるシートを開発した。樹脂繊維で織ったシートを網目状にラミネート加工し、芝生を保温しつつ透湿、採光できるようにした。岡山県外のJリーグのサッカークラブの練習場で採用されたほか、公園やスポーツ施設にも売り込んでいく。
サッカーJ1のファジアーノ岡山や、芝生の維持管理などを手掛ける東洋グリーン(東京・中央)と協働して開発した。芝生は冬に低温で元気に育たない場合がある。新シートは保温して霜を防ぎつつ、樹脂でコーティングしていない部分は水や光を通し、生育環境を整える。

ラミネート時に樹脂と発泡剤を混ぜることで、網目状にシートをコーティングする技術を使った。ファジアーノの練習場で試験を重ね、樹脂と発泡剤の最適な比率を調べた。通常のシートよりラミネートの面積が小さく、軽量で扱いやすいという。
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