CWF CINEMASはJR小海線の中込駅の近隣で映画館を建設する予定だ(25年夏、中込駅前の様子)

「すずめの戸締まり」など新海誠作品を制作するコミックス・ウェーブ・フィルム(東京・杉並)が中心になって設立した「CWF CINEMAS」(長野県佐久市)は2027年中に佐久市で映画館を開業すると発表した。新海監督は佐久市に近い小海町の出身で、地域とのつながりも深い。23年に佐久地域で唯一だった映画館が閉館したことを受け、映画館の立ち上げに向け動き始めていた。

JR小海線の中込駅(長野県佐久市)近隣に建設し、スクリーンは2つ設ける計画だ。新海監督の作品資料などを展示するギャラリーも設ける予定だ。CWF CINEMASは映画館開業を目指して24年8月に設立され、コミックス・ウェーブ・フィルムの会長である川口典孝氏が社長を務める。

26年夏ごろの開業を目指していたが建設費や人件費の高騰を受け、25年夏から建設計画などを見直していた。このほど、従来からの株主である佐久地域の企業などに加え、「チェンソーマン」を手がけるMAPPA(東京・中野)などのアニメ制作会社のほか佐久市や軽井沢町の有志も事業に参加したことで、追加の資金調達が完了したという。

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