任天堂は27日、子会社「ワープスター」の商号を「ニンテンドースターズ」(東京・千代田)に変更したと発表した。ワープスターは「星のカービィ」シリーズの二次利用の運用や許諾、管理を手掛けてきたが事業内容を広げる。任天堂の知的財産(IP)を使った映画のキャラクターや世界観を関連商品やイベントなど多様な形で活用する。
任天堂は2023年4月に人気ゲームシリーズ「スーパーマリオ」のアニメ映画を公開。その際の二次利用の事業は外部企業が手がけたという。今後自社で展開することで、関連事業を一層強化する。
任天堂は26年4月にマリオの新作映画、27年5月に「ゼルダの伝説」の実写映画の公開を予定している。同社は「(ワープスターで)培ったノウハウを生かし、世界中のパートナーと協力して任天堂IPに触れる人口を拡大する」としている。
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