
東宝が14日発表した2025年3~11月期の連結決算は、純利益が前年同期比36%増の465億円だった。事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、422億円)を上回った。映画「鬼滅の刃」を中心とした配給作品のヒットが収益を押し上げた。
売上高にあたる営業収入は20%増の2813億円、営業利益は14%増の600億円だった。セグメント別では配給や興行など映画事業の営業利益が47%増の338億円だった。
興行収入が390億円超の「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」や191億円超の「国宝」、102億円超の「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」など自社配給作品で大型ヒットが相次いだ。
26年2月期通期の業績予想は据え置いた。営業収入は前期比15%増の3600億円、純利益は10%増の475億円を見込む。純利益の通期予想に対する進捗率は98%に達したが、12~2月期に映画事業などが弱含むことをふまえたという。
同日、26年2月期の年間配当を年105円(前期は85円)にすると発表した。従来予想から20円増やす。
また、3月1日を効力発生日として1株を5株に分割すると発表した。14日終値ベースの最低投資金額は約78万円だった。分割により株式の流動性を高め、投資家層の拡大につなげる。
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