キヤノンは15日、2030年12月期に売上高営業利益率を15%に高めると発表した。25年12月期の計画に比べて約5ポイント向上させる。自己資本利益率(ROE)も15%と、5ポイント改善する。半導体製造装置などの注力分野を伸ばすほか、世界で生産体制をスリム化する。

同日、都内で開いた中期経営計画の説明会で明らかにした。売上高は30年12月期に5兆6000億円とする25年見通しから2割増やす。半導体製造装置や画像診断装置を伸ばす。

半導体製造装置や医療機器などの既存事業に5年累計で最大3兆円を投資する。株主還元は1兆円以上とするほか、M&A(合併・買収)などの戦略投資には最大2兆円を振り向ける。原資は5年累計の営業キャッシュフロー(開発費控除前)のほか、有利子負債を活用する。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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