工作機械大手の牧野フライス製作所は16日、同社に対してアジア系投資ファンドのMBKパートナーズがTOB(株式公開買い付け)の開始を再延期したと発表した。国内外で競争法や投資規制法令上の手続きが完了していないためという。当初は2025年12月上旬までにTOBを始める予定とし、同年12月12日に延期を発表していた。

MBKによるTOBは16日が開始期限だった。MBKは各国当局から法令に基づく認可取得など手続きが完了していないことを踏まえ16日までにはTOBを始めないこととしたという。牧野フライスはTOB契約を解除せず、契約は「有効に存続している」とした。

手続きはイタリアやフランス、ドイツでは完了したという。米国や中国、日本では手続きが終わっていない。米国では26年3月上旬、中国では事前届け出に関わる審査状況を踏まえ26年1月下旬までに手続きが完了する見込みとしている。

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