
常石造船(広島県福山市)はフィリピンの造船拠点「ツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブ」で、メタノールを燃料としたばら積み貨物船を竣工したと発表した。フィリピンのマルコス大統領が命名式に出席し「BRAVE PIONEER(ブレイブ・パイオニア)」と命名した。
従来の燃料である重油とメタノールの両方を燃料として使える二元燃料式で、世界初という。竣工した船は同社の主力モデルKAMSARMAX(カムサマックス)型船で、全長229メートル。
国際海事機関(IMO)は2050年までに海運業界で温暖化ガスの排出量をゼロとする目標を掲げており、今後脱炭素に対応した船舶の需要は伸びる。メタノールを使用した場合には重油と比較して、二酸化炭素(CO2)を最大10%減らせるほか、窒素酸化物(NOx)を同80%、硫黄酸化物(SOx)を同99%減らせるという。
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