
岩手県雫石町で今春開業する高級ホテル「AZUMA FARM KOIWAI」の概要の一部が明らかになった。24室ある客室はすべてビラ(独立型の客室)形式で、開業時には約12件の体験コンテンツを用意する。富裕層のインバウンド(訪日外国人)などを狙い、自然と人の営みが調和する空間を目指す。
ホテル経営会社「JR STB小岩井開発」(盛岡市)の真崎宏明・開業準備室長が16日、盛岡市で開かれた観光地域づくりの会合で紹介した。料金は飲食、館内アクティビティー(活動)などを含む「オールインクルーシブ」型で1泊1室20万〜30万円を予定する。
小岩井農場(3000ヘクタール)の一部を借りて開業する。敷地面積は約8ヘクタール、建築面積は約4000平方メートル。それぞれ独立した客室のほかレストラン・ラウンジ棟、プライベートサウナ(別料金)3棟を備える。
宿泊客には学んだり感じたりする体験も提供する。岩手県内の観光関係者の協力を得て、館外の広域ツアー(別料金)も組む。「この地域には宝の山がありコンテンツを作るのは難しくなかった」(真崎氏)といい、開業時からアクティビティーが充実している点を強調した。

旅館ブランド「Azumi」の創業者・会長であるエイドリアン・ゼッカ氏が、東北地方で複数あった候補地の中から4年前に小岩井に決めた。施設の建物には4年前から準備して乾燥させた地元の木材も使っている。
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