
バッグや財布など皮革製品を企画販売するバルコスは、靴の卸売・企画製造の東豊物産(神戸市)と同社の資産管理会社で親会社のティ・エイチ・マネージメント(同)を買収すると発表した。東豊物産は幅広い靴製品を取り扱う。買収により「総合ファッション企業」に向けた取り組みを加速する。

株式取得は30日付を予定する。買収額は非公表。資金は金融機関からの借り入れで確保する。
東豊物産は靴専門店への卸売事業のほか、みずから企画して中国の事業者に製造委託し、大手専門店のオリジナル商品としてOEM(相手先ブランドによる生産)供給もしている。
スニーカーから男性、女性用の革靴まで取り扱う。設立は1976年。2025年7月期の売上高は11億円で、純利益は3800万円。
バルコスは東豊物産がもつ靴の製造企画のノウハウをBtoC(消費者向け)事業に生かす。バルコスのテレビ通販やネット販売で消費者ニーズにより合った靴を開発していく。
バルコスはグループ内に現在、婦人服や雑貨、女性用下着、靴下などの7社をもつ。ほとんどがM&A(合併・買収)でグループ入りした。28年12月期までの3カ年の中期経営計画ではM&Aの強化で連結売上高100億円を目指している。
今回の株式取得に伴う買収が26年12月期の連結決算に与える影響は精査中としている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。