東邦ホールディングス(HD)は16日、シンガポールの投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズから株式の買い増しに関する説明書を受領したと発表した。3Dは議決権割合の上限27%まで東邦HDの株式を買い増す意向を示した。

東邦HDは2025年10月に導入した対応方針に沿い、26年1月16日から5営業日以内に、株主が買い付けを受け入れるかどうかを判断するために必要な情報の提供を3Dに求める。

東邦HDは同社株を3Dが急速かつ大量に買い集めているとして、3Dが議決権ベースで24%以上の保有を狙った買い付けに動く場合、事前に「大規模買付行為等説明書」の提出や他の株主への情報提供を求める対応方針を導入していた。取締役会が必要と判断し、かつ株主意思確認総会で可決された場合に対抗措置を発動できる。

3Dは現在、東邦HDの株式を1602万3534株を保有している。取得後の3Dの議決権割合が27%に相当する株式数となるよう、153万7200株を上限として買い増す意向があるという。2カ月以内に株主意思確認総会が開催され、対抗措置議案が否決された場合などに取得される予定としている。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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