神戸市と日産自動車は灘五郷エリアで自動運転車両を用いた実証運行を始めた(19日、神戸市)

神戸市と日産自動車は19日、市内で酒蔵が集積する酒どころ「灘五郷」エリアでの自動運転車両を用いた実証運行を始めた。23日までの5日間、日産の電気自動車(EV)「リーフ」をベースとした車両でエリア内を約20分かけて周回する。神戸市民向けに試乗希望を募ったところ、応募倍率は3倍を超えた。実証結果を踏まえて技術的な課題などを洗い出す。

自動運転のレベルは運転席にセーフティードライバーが座る「レベル2」で、日本酒「福寿」を手がける神戸酒心館の本社から出発して、「菊正宗」や「白鶴」などの資料館前を通って再び戻ってくる。横浜市の日産本社から遠隔で運行状況を監視する。

試乗した神戸酒心館の安福武之助社長は「乗る前は少し不安もあったが、心地よく安心して乗れた。それぞれの酒蔵までは結構距離があり、こういったサービスが(このエリアの)観光活性化につながる」と期待感を示した。

日産による自動運転の実証実験は横浜市に続いて2例目。27年度にも商用運行を始めたい考えだ。

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