村田製作所は23日、風力発電のコスモエコパワー(東京・品川)と、二酸化炭素(CO2)削減といった再生可能エネルギーの環境価値を取引する「バーチャルPPA(電力購入契約)」を締結したと発表した。年間1万3700トンのCO2排出量を削減できる見通しで、脱炭素目標の達成につなげる。

村田製作所はこれまで太陽光発電を中心に環境価値を調達してきた。風力発電による調達は初めて。

コスモエコパワーが和歌山県と大分県で運営する風力発電所から、再エネ由来電力の環境価値を非化石証書として調達する。村田製作所は2035年度までに再エネ導入比率を100%に高める目標を掲げている。

バーチャルPPAは需要家が発電事業者と電力契約を結び、再エネ電力に含まれる環境価値を取引する仕組み。環境負荷の少なさを付加価値に置き換えて証券化する。脱炭素に向けた手段として企業が導入を進めている。

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