京セラは23日、建設資材の販売子会社、米サザンカールソン(ネブラスカ州)を米投資会社に754億円で譲渡したと発表した。2026年3月期に約150億円の譲渡益を計上する見通し。サザンカールソンを巡っては25年11月に米投資会社への売却で合意したと明らかにしていた。業績低迷に伴う構造改革の一環で、収益力の高い体質への転換をめざす。

サザンカールソンを統括する子会社、京セラインダストリアルツールズの全株式を22日(米国時間)に売却した。サザンカールソンは北米でホームセンターを手掛け、建設業者などに梱包資材や工具を販売している。京セラは19年に約900億円で買収した。サザンカールソンの25年3月期の売上高は約1500億円と買収時から2倍以上となったが、純利益は約4億円にとどまっていた。

京セラは26年3月期に売上高で計2000億円規模の非中核事業の整理を進めている。22日には住友ベークライトに半導体向け化学材料事業を約300億円で売却することを発表するなど、事業構造の見直しを急いでいる。

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