大阪製鉄は23日、インドネシア子会社のKRAKATAU OSAKA STEEL(KOS)の事業を停止すると発表した。同国政府がインフラ向け予算を大幅に削減したことで鉄鋼需要が急減し、採算が悪化した。安定した収益確保が困難となり、事業売却も実現しなかったため、撤退に向けて操業停止を決めた。事業撤退の時期など詳細は合弁相手の国営製鉄クラカタウ社と協議して決定する。

生産停止は4月30日、出荷終了に伴う営業停止は6月30日を予定する。撤退に伴う損失の計上額は未定としている。

KOSの2024年12月期の業績は売上高が253億円、最終損益が13億円の赤字だった。大阪製鉄は12年にクラカタウとの合弁でKOSを設立。21年に黒字化したものの、22年以降は当期損益赤字が続いた。

  • 【関連記事】大阪製鉄が株主総会、物言う株主の提案は否決 親子上場を問題視

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。