23日の米ニューヨーク外国為替市場で、対ドル円相場は急激に円高ドル安が進み、一時1ドル=156円台前半をつけた。23日朝は1ドル=158円台前半で推移していたが、2円ほど上昇した。市場で日本政府・日本銀行による為替介入への警戒感が高まる中、荒い値動きが続いている。

 米国市場に先立つ23日の東京外国為替市場では、日本銀行の植田和男総裁が金融政策決定会合後の会見で次の利上げ時期を示唆しなかったことなどを受け、一時159円台前半まで円安が進んでいた。

 だが、その直後に円は10分ほどで急騰し、2円ほど円高ドル安の1ドル=157円台前半まで円高に振れた。市場では、日銀が為替介入の準備で金融機関に相場水準をたずねる「レートチェック」を実施したのではとの見方も出ていた。

 その後は1ドル=158円台に戻していたが、ニューヨーク市場で再び156円台前半まで急騰した。

 為替介入の可能性も意識されているが、片山さつき財務相は23日夕、記者団に「答えられない。(市場の動きは)常に緊張感を持って見守っている」と話した。

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