店頭に並べられた金貨=ドイツ(ロイター=共同)

 25日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は時間外取引で上昇し、一時1オンス=5000ドルの大台を初めて突破した。デンマーク自治領グリーンランド領有を巡る米欧対立やトランプ米大統領によるカナダへの関税警告など地政学的リスクが高まり、安全資産とされる金を買う動きが加速した。

 トランプ氏は24日、カナダが中国と貿易協定を結べば全輸入品に100%の関税を課すと表明。また、トランプ氏が、イラン周辺海域に原子力空母を派遣したと言及したことも投資家のリスク回避姿勢を強めた。

 市場では「NATOの亀裂や国際秩序の不透明感から、金へ資金を振り向ける動きが当面続くだろう」(アナリスト)との声があった。(共同)

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