
木質バイオマス発電を手がけていたソヤノウッドパワー(長野県塩尻市)は長野地裁松本支部から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンク松本支店によると負債額は約46億円。現在、ソヤノの発電事業は綿半ホールディングス(HD)とクラフティア(旧九電工)が設立した新会社「綿半ウッドパワー」(同県塩尻市)が引き継いでおり、事業は今後も継続する。
ソヤノは県や民間企業が連携する木材活用事業「信州F・POWERプロジェクト」の一環で立ち上がり、2020年に商業運転を始めた。建設コスト高騰による発電所の完成遅れや木材価格の高騰を受け、発電所に木材チップを供給していた征矢野建材(現綿半建材)が経営破綻したことでソヤノも業績不振に陥った。
綿半HDは24年春に征矢野建材の全株式を取得して連結子会社化し、綿半建材として住宅資材販売事業などの強化を目指している。綿半ウッドパワーは25年春にソヤノの発電事業を承継した。
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