都内の書店

出版科学研究所は26日、2025年の紙の出版物の推定販売金額が前年比4.1%減の9647億円だったと発表した。1兆円の大台を下回るのは1975年以来で、97年以降は2004年を除いて前年割れが続いている。この5年でみると2割減となった。書店の店頭で売れ残って出版社に返品される商品の割合も高止まりし、週刊誌は初めて5割を超えた。

紙の出版物のうち書籍は5939億円と微増だったものの、雑誌は10.0%減の3708億円だった。返品率は書籍も3割を超えた。書店の減少や消費者の情報収集の手段が紙からウェブ媒体に移ってきたことが響いている。出版各社は堅調な電子漫画を強化するなど、対応を急ぐ。

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