米航空機大手ボーイングは27日、2025年12月期決算を発表し、純利益は22億3800万ドル(約3420億円)で、18年以来7年ぶりに黒字となった。相次ぐ事故などで赤字が続いていたが、事業の売却益96億ドルを計上したことなどが、利益を押し上げた。

 売上高は、前年比34%増の894億6300万ドルだった。10~12月期の純利益も82億2000万ドルとなり、四半期として14四半期ぶりの黒字となった。一方、売上高の約半分を占める民間航空機部門や、防衛・宇宙関連の部門は営業赤字となった。

 ボーイングは18~19年に発生した小型機「737MAX」の連続墜落事故や、大規模なストライキなどの影響で、経営不振に陥っている。ただ、25年の民間機の納入数は600機と18年以来最大で、受注も過去最高水準となる1100機以上になったといい、ケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)は、27日の決算説明会で「我々はまだ完全には危機を脱していないが、確実に進展している」と話した。

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