
小糸製作所が30日発表した2025年4〜12月期連結決算は、純利益が前年同期比21%減の230億円だった。国内で完成車メーカーの生産が好調で営業増益を確保したが、前年同期に取引先の受注キャンセルに伴う受取補償金や有価証券売却益を計上した反動で純利益は減った。純利益は事前の市場予想の平均(QUICKコンセンサス、200億円)を上回った。

取引時間中の決算発表を受けて、小糸製作所株は一時前日比4%高まで上げたがその後は伸び悩み、1%高で終えた。
売上高は2%増の6900億円、営業利益は12%増の337億円だった。米関税影響はあったが、国内を中心に完成車メーカーの生産が底堅く、部品販売が増えた。中国などで取り組む構造改革も寄与した。 大嶽孝仁最高財務責任者(CFO)は「各地域で業績が改善し、関税のマイナスがある中でも(営業)増益を確保できた」と語った。
通期の業績予想は据え置いた。26年3月期の売上高は前期比微減の9130億円、純利益は39%減の280億円を見込む。
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